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【みじんこ企画】みじんこキャラ3D化計画 〜【最終回】ついにみじんこが3D化へ!〜

  • 4月 05 / 2014
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【みじんこ企画】みじんこキャラ3D化計画 〜【最終回】ついにみじんこが3D化へ!〜

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前回お届けした、みじんこキャラ3D化計画の連載第3回では、みじんこキャラの3Dデータを作っていただき、3Dプリンタでみじんこキャラを出力することになりました。 ひょんなことからみじんこキャラの3D化計画が決まり、3D出力までこぎづけたワケですが…連載最終回になる今回、完成品は無事に出力されたのでしょうか? 今回も中野ブロードウェイにある「あッ‼︎3dプリンター屋だ‼︎ TOKYO MAKER+stonesoup inc.」の店頭に伺って、出力した当日の様子を放送したUstream放送と写真を振り返りながら、3D出力した様子を記事にしたいと思います。

詳細は以下に。


みじんこキャラが誕生するまでどのぐらいかかるのか?

開始時間の13時から予定通り、データの不備もなく3D出力が開始されました!

今回、店頭お願いした3Dプリンタの出力手順は以下のようになります。
  1. パソコンにある3DデータをSDカードにコピー
  2. SDカードを3Dプリンタにセット
  3. 暖気準備を経て出力開始
3D出力するみじんこキャラの仕上がり寸法は高さが60mmになり、その大きさであれば3D出力時間は30分程度とのことでした。
3Dプリンタ

↑こちらが今回お世話になる3Dプリンタです

みじんこが初3D化!?と思いきや失敗?

3D出力が開始され、はじめはおせんべいのような薄い膜から、みじんこキャラがどんどん浮かび上がってきます!
出力の様子
1回目の出力

↑できた!…ん?あれ?なんかおかしい?

滅多に起こらないプリントミス。その原因は?

出力している途中で、カラダの一部がずれて出力されてしまいました。このあとにスタッフの方に3Dデータの設定変更、3Dプリンタの設定調整をしていただき、何度かプリントにチャレンジします。 スタッフの方が事前にテストプリントをしたところ、問題なく出力されたということをお聞きしましたが…どうやら今回作っていただいた3Dデータの形状が複雑ということ、機械のセッティングの相性など、色々な要素が重なっての失敗だったようです。

2時間半の3Dプリンタとの激闘の末、ついに誕生!

何度かの出力と調整のトライアンドエラーを試みた結果…ついにみじんこキャラが無事にできあがりました!やったーヽ(=´▽`=)ノ
無事に出力!

仕上げにコレをするとよりキレイに!

出力したみじんくんの背中をみると補助柱ができていました。これは今回出力した3Dプリンタの特徴であり、プリントしたあとに手作業でポキポキと取り除いていきます。 柱を取り除くと本体と柱の設置部分にバリ(ささくれ状のもの)が残るので、これをカッターで取り除く作業をおこないます。 スタッフのお知り合いで、電化製品のモック(見本品)を作ってる職人さんが会場にいるとのことで、遠慮なくお願いして(笑)バリ部分の処理をしていただきました。ありがとうございます(≧∇≦) 作業をみんなで見守る中…無事にみじんこ3Dキャラ、完成!
整形の様子

↑目立つバリを、カッター1本ですいすいっと処理をしていただきました!

完成!

↑完成!みじんくんも満足げ!

ヤッター!ついに完成!みじんこの素直な気持ちとは?

みじんこキャラが3D出力されたものをみての感想は以下の通りです。

自分の描いたイラストが立体になる喜び!

平面のものが立体になるというのは、まるでSFの世界に飛び込んだような気持ちになり、まるで紙に描かれているものが実際に浮かび上がってくる…そんな感覚です。この感覚はいままで体験したことがなかったものなので、立体化されていく様子をみるのはとてもワクワクしました。

高まる期待☆発展途上中の3Dプリンタ!

今回出力した3Dプリンタは、プラスチック樹脂を溶かしながらカタチを作って行くタイプなので、基本的に単色での出力になります。出力されたものに色をつけたい場合は、3D出力されたものに対して自分で色を塗る必要があります。 3Dプリントで使われる材料の樹脂ですが、作り出される最小の細さに限界があるので、出力するデータによって細かな部分は正確に出力されない場合もある。 糸状のプラスチックのものを溶かしながら形成するので、曲線が多かったり細かい所では、筋状のものができるので、きれいな曲線にするにはヤスリなどで磨く必要も。 出力したものの表面をきれいにするには、除光液やアセトンなどを使って表面を溶かす方法もあるようです。出力するときの素材でやり方が変わるようなので、実際に表面をきれいにしたいときは、プリントするときに相談&確認してみてください。

参考リンク

次世代3Dプリンタの可能性を探れ!

今回の企画を通して感じたのは、気軽に3Dプリンタで出力できる時代になったんだなぁ…と思いました。 「あッ‼︎3dプリンター屋だ‼︎」の店頭には、手作業では作るのは難しい、くさりかたびら状のiPhoneケースが展示されています。 今後はこういった3Dプリンタならではの使い方が求められるのではないでしょうか?
ケース
3Dプリンタも石膏や紙を材料をつかって出力するもの、フルカラーで出力できるものなど、自分の使いたい用途によってプリンタを使い分けるようです。機会があれば、他のプリンタからの出力も試してみたいと思います。 実際に3Dデータが出力されている様子を見ていて、テクノロジーの面白さを体験させていただきました。「面白い事をやってみたい!」というみじんこと、「あッ‼︎3dプリンター屋だ‼︎」のスタッフの方々とのコミュニケーションによって、今回の企画が達成したことを嬉しく思います(≧∇≦) この3Dプリントの体験は、実際に目の前でみたり触ったりする方が楽しいと思いますので、興味を持たれた方は「あッ‼︎3dプリンター屋だ‼︎」の店頭に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見があると思いますよ!

3D出力の様子を動画でチェック!

今回の3Dプリンタの出力の様子は、Ustream放送にて放送していました。実際に動いている様子をご覧になりたい方は、以下の動画をご覧くださいませ。
撮影準備

↑カメラ三脚にWebカメラを設置して、Ustream放送を行いました

みじんこキャラ3D化計画一覧

関連リンク

このプロジェクトでご協力頂いている「あッ‼︎3dプリンター屋だ‼︎ TOKYO MAKER+stonesoup inc.」は、中野ブロードウェイの地下に店舗を構えている3Dプリンタ出力が体験できるアンテナショップです。 実際に3Dプリンタが稼働しているところや、実際に3Dプリンタで制作された商品も触ったり購入できますので、中野にお越しの際はチェックしてみてはいかがでしょうか?
外観

(参照元::TOKYO Makerfacebookページ

公式facebookページ

関連リンクTOKYO Maker

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中野ブロードウェイの公式サイト内で公開されている店舗の情報です

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