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韓国釜山の碑石文化村~日本の墓石を使ってつくられた集落

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韓国釜山の碑石文化村~日本の墓石を使ってつくられた集落

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カラフルなおうちが並ぶ釜山の観光名所・甘川芸術村からすぐのところにあるのが碑石文化村。墓石を使って建てられた家々が並びます。

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日本とも関係が深い土地

朝鮮戦争時に半島のほとんどが北朝鮮軍に占領され、避難してきた人々が最後に住んだのがこのあたり。食べるものも住む場所もなかった時に墓石をつくって暮らし始めたよう。

参考リンク  日帝時代の墓石で命をつないだ避難民の村「碑石文化マウル」、庶民生活の記録に生涯を捧げた写真家 旧日本人共同墓地の上につくられた釜山峨嵋洞「碑石文化村」探訪

1号線「土城(トソン)」駅の6番出口を下りてバスに乗っていきます。詳しい行き方は「こちら」の記事が分かりやすかったです。あちこち電車乗る予定なら、細かく乗車券を買わずに最初から1日券を買うといいかも。4回乗れば元が取れます。

記事にはサンサン教会で降りると書かれていましたが、その一つ先で降りると碑石文化村の看板の目の前に着きます。小さいおうちがいっぱい並んだ壁がかわいい。

路地をてきとうに行くと、名前が書かれた墓石が!

よく見ると、文字が書かれていなくても石の質感が墓石っぽいものもたくさん。

幽霊とか見たことはありませんが、なんとなく怖い気持ちがしちゃうのは人の性。メディア記事によると、幽霊よりも飢えのほうがコワイと言ってる現地の人の声もあり。怖い~とか言ってられる状態じゃなかったであろう、当時の状況がうかがえます。

峨嵋洞には生きた人に住む場所を譲ってくれた日本人死者たちの魂を慰めるところもある。半月峠の下にあるテソン寺だ。峨嵋洞から出た碑石の一部を集めて塔のように積み上げ、毎年中元(旧暦7月15日)に慰霊祭を開いている。(ハンギョレ新聞)

ちょっと先にはもっと観光化したカラフルタウンもあります。インスタ映え間違いなしの甘川芸術村ですが、個人的には碑石文化村のほうが興味深かったです。甘川のほうはまだ最近つくられたものだし、町をアート化することで観光名所にしたという理由もわかる。碑石文化村のほうが、やむをえなかった当時の事情やリアリティがにじみ出ていて、「人を呼ぶこと」が目的ではない町のでき方が魅力だなぁと。

合わせて読みたい  韓国のマチュピチュ!釜山のカラフルな町・甘川芸術村に行こう!

韓国って日本語が通じることがほかの国と比べて圧倒的に多いんですが(へたすると英語より使える)、釜山はさらに、日本語で助けてくれる人けっこう多い。福岡とか船で3時間らしいけど、福岡って韓国語通じるのかな?

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みじんくん と みじこちゃん

「歴史を感じたよっ。」
「わーってなたよー」

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