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都市の色が溶け込んだ集合的アート作品「系統樹」韓国でどのように変化したか

  • 9月 07 / 2019
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都市の色が溶け込んだ集合的アート作品「系統樹」韓国でどのように変化したか

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2017年のフィンランドから制作開始した増殖型アート作品「系統樹」これまでに上海や韓国でも発表していて、現在も増殖はつづいています。各国のアートラバー、コレクターさんたちだけでなく、美術館のキュレーターさんたちにも興味をもってもらっているので、今後、大きく展示ができたらいいなと思っています^^
継続して制作しながら、少しずつ変化もつけているのですが、韓国釜山に来てからの発展形をご紹介です。

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町の色を取り入れる

ポストカードサイズの小さな作品が線によってつながり、全体として巨大な作品となっている「系統樹」
販売された部分はそのまま「空き」として残されるので、失われていくことと増殖していくことが同時に起こり続けます。メインの線の量を変えたりパターンの複雑さを変化させたり、少しずつ変化はつけながら発展させていました。

Oumaのホームページ  系統樹解説とこれまでの経緯(Ouma HP)

線の細かい部分と描き込みの少ない部分で、全体が目に入りやすくなるか、細部が目に入りやすくなるかに違いが出ます。

韓国からの変化は「町の色」を取り込むということ。細胞が集まってヒトとなり、ヒトが集まって町をつくり、国になっていく、という生命の複層性を表している作品なので、もっと町の色を作品に取り入れてみようという試みです。手順としては、現在、滞在中の町の写真を撮り、その色の組み合わせで作品をつくるということ。

ある程度のグループを「科」として同じ色合いでつくることはこれまでと同じ。その色の組み合わせを町の色から獲っています。「道」の写真と「イカ」の写真が参考。すべての色を違う色で塗る、というこれまでのコンセプトは崩していないので、町にある色と類似色をつくり、そのわずかな変化を乗せて同じ色組み合わせをもつ作品グループをつくっています。グループの分け方もこれまではギザギザした感じで取っていたのですが、今回は真四角のエリアごとに分けています。同じく韓国テジョンでつくったグループとは全然違うので、並べてみた時にどんな違いが感じられるか、全体像を見るのが自分も楽しみです。

作品のご購入・お問い合わせはIINNOO galleryまで。英語、中国語に対応していますが、日本語で問い合わせたい場合にはOumaまでご連絡くださいませ!Ouma作品は日本のギャラリータグボートさんでも取り扱っていただいているので、こちらもぜひ!よろしくお願いします^^

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