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倒産確実と言われた会社を買収した若き起業家の復活物語『破天荒フェニックス』

みじんこレビュー

倒産確実と言われた会社を買収した若き起業家の復活物語『破天荒フェニックス』

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良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。今日は劇的な復活を遂げたオンデーズ再生物語田中修治さんの『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』から勉強になったポイントをご紹介!

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一行でまとめると、「オンデーズという倒産一歩手前のメガネ会社を買収した若手社長が何度も危機を乗り越え海外まで進出していく7年間を描いた実話をもとにした小説」です。復活の過程での心境の揺れや「そんなこと本当にあんの??」みたいな恐ろしい裏切り劇、苦楽を共にした大切な人の死など、劇的な展開の連続で深夜に一気に読み耽ってしまいました。(おかげで生活サイクルが完全に壊れました)
田中社長が気づきを得た過程が丁寧に描かれているので、これからチャレンジする人にとってもとても学びになる一冊。ぜひ一読をお勧めします!

特になるほどな~!って思ったところをご紹介しますね^^みなさんの学びになれば。

できそうな目標を設定することの大事さ。よく言われることではありますが、けっこう忘れちゃうんですよね。特に「小説がマンガ化・映画化」されたいな~、みたいなふわっとした夢って特に。誰にも期待されてないし、仕事でもない分、「いつかそうなるといいな~」って思ってるだけだと絶対に近づかない。具体的に何文字書くとかどのサイトで公開するとか決めてないと「いつか」って思ったまま死を迎えそうですよね。自分の性格を鑑みながら、目標を立ててしっかり行動していくことって大事!

何をもって覚えられたいか、という質問にも近いかもしれない。会社を一つにまとめていくために必要なスローガンは、自分自身にも必要なもの。自分がどうしたいのか。なんでアートやってるんだっけ、なんで物語を作りたいんだっけ。最初はシンプルにおもしろいから、で始めたとしても、続けていくうちに理由も深まっていく。言語化しておくことで、他におもしろいことを見つけた時にもぶれずにいられる。

メガネを通じて「見える世界」という素晴らしいものを提供している、ということに気づいた被災地でのボランティア活動のエピソードがとても好きでですね。お金を稼ぐ商品としてメガネを見ていた場合と、見える喜びを提供している、あるいはメガネをかけることで「できる自分」になれることを提供している、と考えた場合で、自分自身の「メガネを売る」っていう行為がぜんぜん違うアウトプットになりますよね。
スローガンにも近いですが、自分の意味ってなんだろう、自分の価値って言えるものを言語化したらなんになるだろう、と考えました。ただ、パッと思いつくブランド企業、AppleだったりGoogleだったりを思い返してみると、「なんかいいわ」っていう感覚はあるけど、あんまり具体的に言語化できないような。。なんとなくクリエイターはApple製品使ってるよね、みたいな(みじんこはWindows使ってますが、、)。それって言語より奥に浸透したブランド感な気がするんですよね。ユーザーとAppleが共通して持ってるコンセプトというか。そうなると強いのかもしれない。そういうわけで、みじんこも寄り添えるやさしいみじんこであれるように、今後も頑張っていきたいと思います!よろしくね!

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