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遊びに行きたい病院をつくりたい、社会を丸ごと病院にすることについて考える

  • 6月 17 / 2020
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みじんこアート, みじんこ企画実績

遊びに行きたい病院をつくりたい、社会を丸ごと病院にすることについて考える

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2019年は次に進む方向についてかなり考えた年でした。世界中で展示されたアーティストになりたいだったり、もっと医療に貢献できることがしたいだったり。
2015年に自分の人生を考えて「海外で展示発表しながら暮らしたい」というのが、予想してたよりも早く現実として叶い、もしもすぐ死んじゃったとしたら、あと自分がやり残してることはなんだろうと考えるようになりました。
もちろん、海外もまだ行けてないところばかりだし、恒久的な作品を現地の人と一緒につくるとかもしたいです。アートは人がつくれる観光資源なので、人が集まるようなものがつくれるようになりたいとは思っています。

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2011年にタンザニアに5週間滞在してから、現地の人と何かを作るっていうのは、とてもやりたいと思い続けているものです。海外の人と一緒に何かをつくる大変さは、たぶん言語の問題もあって、韓国では制作費を出してもらえたけど、町中で英語が通じないので、椅子ひとつ買うのにも苦労してしまいました。

日本の物づくりの人たちとのつながりができたので、本当は作品を依頼してつくれるようになりたいと思っています。

そのために固めないといけないのは、自分のアーティストとしてのコンセプト部分で、2019年にそれをもっと医療に寄せようと考え始めました。それまでは「細胞」という生命観だったのですが、作品を見てすぐにコンセプトが伝わるかというとかなり難しい感じなので、もっと「医療」に近いことができないかなと考えるようになりました。

それが「社会治療」という概念で、これまで個人に向かっていた医療を、社会にも合わせて向かわせるようにしたい、「社会を治療して社会に治療される関係をつくれたら」、たとえば高い自殺率だったり、しょんぼりしちゃったりがちょっと緩和されて楽に生きられないかなと思ったのです。

合わせて読まれたい  社会を治療して社会に治療される医療について考える

ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」がすべての人をアーティストにしたように、「社会治療」はすべての人を社会を癒す医療者にします。人々は社会を癒し、同時に社会から癒されるという関係が生まれます。
もともと、社会は人々を守っていたのですが、個人の意識をもっと、自分が暮らす社会に向け、自分のために社会を心地よくしていく、あるいは心地よい社会に移動する、という感じです。それで、しばらくは社会との対話や社会治療としての具体的なアクションは何かというのを考えていました。

合わせて読まれたい  社会との対話手段としての「感情」を揺さぶる3つの要素について考える

この社会と感情、細胞と感覚、についての概念は、物語で紹介できないかなと思い、しばらく書き続けてるんですが、割とカオスになっています。初稿をそのままアップしてて物語自体が破綻しているところもあるはずなんですが、母性で見守ってくださる方は読んでみてください。

合わせて読まれたい  小説「うさぎのマリー」

「社会治療」っていうのは、言葉の意味はなんとなく分かるけど、具体的に何をするかっていうと、分かんないですよね。
「みんなで社会治療するぞー!」って言われても、オー!とはならない。何をすればいいか分からないから。

noteの「だれもが創作をはじめ、続けられるようにすること」っていうのがとても好きなのですが。

参考リンク  だれもが創作をはじめ、続けられるようにすること

noteが目指している世界観が、具体的なアクションにまで落とし込まれていますよね。私も「社会治療」というコンセプトを、こういう何をすればいいか思いつくこと、他の人も思いつきやすいこと、まで落とし込まないといけないなと思い、ここのところずっと考え続けていました。
もともと「知る」を増やす、というテーマで世界のいろんなことを伝えるみたいなことを意識的にやってたので、つい最近、これでいこう!とまとめたのが「世界の知るを増やして、好きへ移動しやすくする」ということでした。

社会治療の一つとして「心地よい場所に移動する」というのがあるなと考えていて、配置する(移動する)というのは治療の一環だなと思ったからです。自分の「好き」を発する人が増え、自分の「好き」が多い場所に移動する。それは生きやすい場所に移動するってことにならないかなと考えたのです。私が「知る」は「好き」のはじまりだと考えているので。

でもなんか、じゃあそのコンセプトのもとにどんなアクションをするかっていうと、だいぶ分かりにくいのは変わりないなと思ったのです。
自分はプラットフォームをつくるわけではなく、一人でアーティストをやっているので、「好き」を発する場所をつくるわけでもなく、移動しやすい場所をつくるわけでもありません。
もっとアクションを限定しないと、何もかもが当てはまる分、やることの範囲が広いですよね。自分のやりたいことを「行動」だけで伝えたとして、社会治療がうまく伝わることは何だろうと。

それでようやく考えついたのが「遊びに行きたい病院をつくる」でした。

医療に関わっていることも分かるし、社会治療という社会と個人の癒しの関係も伝わる。ここに「知る」とか「配置する」みたいなのも含まれて来るように思います。なにより、具体的なアクションが自分にとっても他の人にとっても、イメージしやすくなりました。小さく始めて、将来的には「病院」を「社会」にまで広げたい。
具体的には病気や差別、障がいなどについてリサーチやインタビューを繰り返し、病気をコンセプトとして病気側がうらやましくなるような作品をつくりたいなと思っています。

参考リンク  『約束のネバーランド』のアイシェから考える見栄え問題~ユニークフェイスのジャーナリストとは

これまで、病院でワークショップしたり、国内・海外でいろんな人に話を聞いたりしてきましたが、具体的にそれらのテーマを「作品」としてつくったことはなかったです。これを今後、日本の物づくりの人たちにオーダーしながらやっていけたら、というのが今、私が考えていることです。

オーダーできれば雇用もつくれるし、そもそも手作業で自分がつくるより、よっぽどクオリティ高いものができるなと思っています。私はもっと考える時間を増やし、自分が手を動かす時間を減らしたいのです。

応援してるよ!協力するよ!という方はぜひ、作品を買ってもらえるのが一番ありがたいです。私の作品、どこに出しても他の人のより人気ないんですが、、(唯一、そこそこ人気なのが上海のギャラリーでのみ取扱いの「系統樹」だけで…)
現段階の作品の良さで買ってもらうのは難しいのだということは、だいぶ分かっています。それよりも、私がこれから実現したいことの将来性で買ってもらえたらなと思っています!
投げ銭も嬉しいですが、作品を買ってもらいたいのは、現代アート作品は「株」と同じで、私自身が後からこれまでの作品全部の価値を上げることができるからです。

合わせて読みたい  現代アーティストになりたい人のための~初心者の第一歩から海外展開まで役立ち記事まとめ

作品を持っててくれるすべての人の恩返しが時間をかかってもできますから。応援してくれる人はぜひ、模様のついた株券だと思って作品を買ってください!

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みじんこは毎月、ALSという難病の治療研究を支援する「せりか基金」というのに3265(みじんこ)円支援を送っています。

せりか基金への直接支援はこちら  ALS治療研究支援「せりか基金」

みじんこが寄付をつづけられるように購入経由でせりか基金支援していただけると、とてもうれしいです!(作品が売れなくても月額支援はつづけていますし、直接支援したほうが支援総額は増えますが、それでも買ってもらえたら嬉しいです!)

合わせて読みたい  社会を治療して社会に治療される医療について考える 社会を生命体とした時、対話してるのはどうやって分かるのか、あるいは細胞との対話 社会との対話が感情によって行われるとして、感情を揺さぶるのはなにか考えてみた


みじんこは、遊びに行きたいよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「行くよっ。」
「病院に行くよー」

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