さっそくいろんな方が買ってさらにシェアしてくださったみたいで、本当にうれしいです!企画もらってからのちょっとしたウラ話をあたりさわりない範囲で公開。
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英語がむずい
まず最初にこれ。こういうの連絡来るときってだいたい本国のアートディレクターさんからメールがくるんですが、この時もシンプルに「やってくれる?」と短いメールが。よければ他の人から詳細連絡するよ、って感じでした。もちろん速攻で「やったーわーい!うはー!」を丁寧語で返しました。
んで、すっごい長いメールが来たんですが、なんかめっちゃ修飾された英語でくるんですよね。ビジネスマナーなのかなぁ。これ、初日のメディアカンファレンスに参加してたほかのアーティストさんたちも言ってたんですが、「なんか英語たいへんだったよね、、」と。英語ネイティブじゃないアーティストさんとはよく話すんですが「ネイティブ英語」ってちゃんとすればするほど分かりにくい。ネイティブからすると不躾すぎるんでしょうが、正直「Send us 6 designs」とかのがめっちゃ助かる。。最初のメールで「上海でまた会えるといいね!」みたいなのを私は完全に誤解してしまってですね。。上海で展覧会するのかと思って「上海行けるの!?やったー!」ってテンション高めにメールを返してしまってですね、本国のエライ人から「あ、、うん、また今度ね、、」みたいな、微妙な空気が流れる展開になりました。
さらにもう一つ誤解が!デザイン案を出す時に複数提案してほしいと言われていたのですが、同じような絵柄じゃなくて、全然違うものにしてほしいと。たとえとして「日本っぽいやつだったりー」「カラフルだったり―」みたいなのをいただいてたのですが、これを完全にそのテーマごとにデザイン案を出すんだと思ってしまってですね!「日本っぽいやつ」ね、おけ!みたいな感じで考えたのがこれでした↓
このテーマはあくまで仮だから沿わなくてよかったらしい。。もともと自分は文字を使うようなスタイルではなかったので(知識の差があると分かりにくいような表現をしない派だったんです。日本語を使うと、日本語が分からない人との間で最初の理解に大きく差が出るため)、このテーマの誤解がなかったらこの案にはしてなかったと思うんですよね。
※英語はほかのアーティストさんはどっかにちゃんと翻訳してもらったみたいでした。Yoshiさんは海外留学経験もあってペラペラ。翻訳機がよくなってきたとはいえ、海外ではまだまだ自分で喋れないとチャンスを逃すことも多いです。翻訳機の精度が上がったら、英語が話せるかどうかの差異がなくなる=より競争率が高くなる、ので、早めに海外展開したいなら今のところ英語は必須だよなぁというのが私の実感です。日常会話ならともかく、アートのプレゼンをするようなレベルの英語は翻訳機ではまだまだだからね。
このデザインの背景には世界のマンガ差別をちょっと減らしたいなぁって思いと、文字が入ってることで海外に行ったときに「なんて読むの?」「どういう意味?」みたいなコミュニケーション手段になったらいいなっていう思いがありました。オノマトペの多様さって日本がやっぱりすごいんですよね。シトシトとザーザーとポタポタの差が日本人なら感覚的に分かる。そういう日本の感性をSWATCHという海外企業の力を借りて世界に伝えていけたらと思いました。
今回はじめて「文字」を使ってみて、「文字」の力ってすごいんだなぁっていうのも実感したんですよね。抽象的な形状だと分かりにくいけど、ひらがなが書いてあると、日本人はすぐ読めるから、「み、だな」とか分かる。「にゃー」なら鳴き声っぽいと分かる。最初から一瞬で分かるものがあると、心が惹きつけられやすいんだなぁと。最近は文字や言葉のおもしろさを考えていることもあるので、このへんも自分のアートを突き詰める上で考えていきたいなと思っています。
本国SWATCHのインスタでピックアップ!
とても嬉しかったのはSWATCH本国のインスタでもピックアップしてもらえたこと!(*´▽`*)<120万フォロワーダヨー
こちらのページでもにょもにょ動いているのが見られるので、ぜひチェックしてみてください!(*´▽`*)<カワイイー
コメントを見ると「ほしいー」とか「どこの国の言葉?」とか「Dope(最高、ヤバイ)」とかいうコメントも並んでて嬉しい。そして地味に「いいね」してまわるわい(*´▽`*)<ヨロコビガアフレテル
手書き風のポップアップショップは2019年12月31日まで。こんなとこにお呼ばれする機会なかなかないので、ぜひ記念な気分で見てやってくれるとうれしいです!
裏側に文字も入れられますが、数文字だと大きすぎるので、記念になんか入れたい場合は顔文字がお勧め!あと、日にちとか入れてもいいかもしれませんね。私はメディアカンファの時にサンプルをつくらせてもらいまして、堂々と「みじんこ」と入れてきました。ひらがなで巨大です。ダサカワです。特殊記号とか入れるのもおもしろいかも。試すだけは無料なので、ぜひ試しまくってみてください!(*´▽`*)楽しいですよっ。
✓ Ouma作品が買えるところ みじんこショップ ギャラリータグボートのOumaページ
河村さんに令和いれてもらった!
AKIRAとコラボもしている河村康輔さんもメディアカンファにいらしてて、サイン入れてもらえました(*´▽`*)<普段はプレス対応的なのにはほとんど出ないらしい!レア!
せっかくなので裏側に「令和」って書いてもらいました。令和書いたの初めてだそうです笑笑。
AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION
— CHAMA (@boc_chama) November 19, 2019
言葉がでない。#河村康輔#大友克洋#AKIRA pic.twitter.com/dEEjk3EjbD
↑この組み合わせ最高すぎる!
河村さんのデザインは、黒っぽいところを選ぶとすごくかっこいい感じ。ご本人も「黒っぽいところかっこいいなぁー」っておっしゃってたので、河村ファンはぜひ黒いところをチェック!(左側のカラスがいる辺りを狙ってつくると黒っぽくなります)
✓ 合わせてチェック 河村康介さんのインスタグラム
ディスプレイでは隣に並べてもらえてるとこもあるー!(*´▽`*)うはー。
✓ 合わせて読みたい オノマトペは感性を使ったコミュニケーション~1週間限定のSWATCHショップに細胞出るよ!
みじんこは、喜んでるよ!ヽ(=´▽`=)ノ