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日本語解説付きの展覧会「Displaced Language」Hogti Art Center

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日本語解説付きの展覧会「Displaced Language」Hogti Art Center

韓国釜山のアーティストインレジデンスHongti Art Centerで現在開催中の展覧会「Displaced Language」。京都に留学していた経験もある韓国人アーティスト、Lee Jangwookさんの「言語」をテーマにした展覧会です。

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避難してきた言葉

釜山っていうのは、朝鮮戦争の時に人々が追いやられてきた最後の場所で、碑石村などのエリアから当時の苦労が感じられます。

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本作は、カンカンイ村、ミルミョン、映画、コーヒーという4つの項目を代表する人々に話を聞き、そのインタビューを展示した作品です。ただ、映像と音声は同じ人のものではないんですね。カンカンイ村っていうのは、造船業の盛んな村で、船底についた貝を落とす音が「カンカン」と聞こえたところから名付けられたようです。ミルミョンは北朝鮮の食べ物で、南に持ってきたときに原材料となるものがなく、代わりに麦を使ったことから生まれた食べ物、映画は韓国の文化の象徴とも言えるもので、釜山の国際映画祭が世界的にも非常に有名なものになっています。コーヒーは釜山にとどまらず、韓国全土で人気のもの。

参考リンク  釜山の「カンカンイ村」を知っていますか

吊るしてある倒木は、釜山に流れ着いてきたもの。展示はLEEくんのアトリエと展示室の両方で行われていて、剥かれた木の皮がアトリエの床に散らばっています。

展示室全体のつくりが非常に美しく、画面に木や網の影が入るんですよね。あと、鏡のようなものがモニターの下に敷かれているので、それが天井を光らせてもしていて。

displacedっていうと、どかされた、避難させられた、的な意味になるみたい。国内避難民、というのが、国連ではinternally displaced peopleと呼ばれているようです。言葉の本来の意味、現在使われている意味、その国での使い方、などを鑑みながら言葉について考えると、言葉というのは流動的で不明瞭で、さまざまな人たちによって共同でつくられている創作物なんだと感じますね。

ある「言葉」によって想起されること、もつイメージは人によってぜんぜん違います。「リンゴ」が意味することは日本人と韓国人で違うし、「萌え」って言葉を聞いた時に、日本人の中でももつイメージは違うんですよね。ふだん使っている言葉は自分をつくるし、言葉によって私たちは世界を彫刻しているのではないか、ということを思いました。おもしろかったです^^

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みじんこは、インスタレーションが好きです!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「影がかっこいいよっ。」
「不思議な感じだよー」

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