書家・山本尚志個展「入口と出口とフタと底」を読み解く~概念と言語編
ユミコチバアソシエイツで書家で現代アーティストの山本尚志さんの個展が開催中です。こちら「書家・山本尚志個展「入口と出口とフタと底」を読み解く~画面と空間編」と。「書家・山本尚志個展「入口と出口とフタと底」を読み解く~言語編」のつづきで最終回です。
続きを読むユミコチバアソシエイツで書家で現代アーティストの山本尚志さんの個展が開催中です。こちら「書家・山本尚志個展「入口と出口とフタと底」を読み解く~画面と空間編」と。「書家・山本尚志個展「入口と出口とフタと底」を読み解く~言語編」のつづきで最終回です。
続きを読むユミコチバアソシエイツで書家で現代アーティストの山本尚志さんの個展が始まりましたね!私は書家ではないので、書というものには興味がないんですね。書という文脈から作品を見る気もないのですが(自分と関わりがなさすぎるため)、言語芸術として見た時に、「言葉」っていうのはおもしろいなぁと感じています。
言葉は概念を指すもので、それってけっこう生命観に通じるモノがあるなと今は考えているところです。
日野公彦さんの作品は、私にとって非常に難解な作品の一つです。しかし、先日、ご本人から多少のヒントをいただきまして、ようやくその作品のおもしろさの一端が分かってきました。今日はそのあたりをご紹介します。※作品画像はご本人提供です。
続きを読む書家・山本尚志氏は、私が現代アートを始めようかという時に出会った初めてのアーティストだ。現代アートを始めたかったが何が良いか分からず、とにかく聞きまくった。最初に出会ったアーティストが、真摯に現代アートに向き合い続けてきた作家でよかったと心から思う。
続きを読む良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。今日は「日々の絶筆―井上有一全文集」から作家としての姿勢をご紹介します!
続きを読む書家・山本尚志氏に現代アートについてのリアルな話をお伺いするインタビューシリーズ。
前中編に渡り、現代アート書道をつくる上で必要なことや、コレクターの試験内容、書道の未来などをお聞きしました。後編では「書家の強みや改善点」や「山本作品が世界のアートマーケットで取り扱われる可能性があるのか」をお伺いしました!
書家・山本尚志氏に現代アートについてのリアルな話をお伺いするインタビューシリーズ。 前編では、書家の作品には「言葉」が入るべきなのかについての問答や、世界有数のアートコレクター、大和プレス佐藤辰美氏からのプロのアーティストとしての試験内容などをお聞きしました。中編では現代アートをやる上で、書家である必要があるのか、先生のコピーにならずに現代アートの作家を「育てる」ことができるのかなどお伺いしました!
続きを読む現在、みじんこブログでは「現代アートと書」をテーマに書家・山本尚志氏のインタビュー記事を連載中。20歳の時に「自身は書家である」と宣言したという同氏。第2回のインタビュー本論に入る前に、氏の書家としての今日までの歩みに迫る。
続きを読む書家の山本尚志氏と話していて、非常に刺激を受けている。こんなに真剣に、率直な疑問、全く違う意見を正々堂々とぶつけて、ごまかすことのない直球の意見が返ってくる作家は他にいない。井上有一に次ぐ存在として書をもって現代アートの世界に推されている山本氏。
私は書家ではないが、その意見にはいつも刺激をもらっている。また、山本氏は私がまだ現代アートがなんだかも分からなかった段階から、時間をかけて指導してくださった恩師でもある。しかし私がもしも書家だったら、山本氏とはまったく違う戦い方をする。今日は私が書家だったら、現代アートとして自分の作品を認めさせるためにどう攻めるかを真剣に考えてみた。