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フランスの窓と韓国の窓は何が違うのか~プライベートスペースについて考える

  • 6月 21 / 2019
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みじんこアート, 世界のおもキカ!

フランスの窓と韓国の窓は何が違うのか~プライベートスペースについて考える

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韓国の国際アート交換プログラムTEMI ORE。アーティスト・イン・レジデンスのTEMIと兄弟感がありますが、。

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フランス人アーティストさんFlavie Lebrun-Taugourdeauの「窓」をテーマにした連作。韓国の窓がすごく印象的だったというので聞いてみたら、プライバシーが筒抜けだからだって!なるほど、そう言われて市内を歩いてみると、割と簡単に中を覗けてしまうんですよね。フランスはもっと高い位置に窓があるみたいで、「プライベートとパブリックの境は何か」というのを考えたんだそうですよ。

記憶にある中で窓の位置が微妙って感じたのは、エストニアの首都タリンに滞在中のホテル。数日でしたが、窓が大通りに面していて、バスが目の前に停まるので、部屋にいる時はずっとカーテンを閉めっぱなしにしてましたよ。ちょっと高くて人を見下ろすような位置ではあったんですが、それにしても見えすぎで。
日本や韓国の一軒家は庭が狭い分、壁から家の窓が近くて、何を置いている部屋かとか見えやすいかもね。これはある意味、安全性の象徴なのかもしれない。タンザニアだと、携帯電話屋さんとか高級品を扱うお店は鉄格子なんだよね。よく、車のカーナビを見えるところに置いておくと、窓を割って盗まれるという話があるけど、中が見えるというのは、犯罪に入られる危険性もあるということ。そういう状態でも平気ということは、窓から部屋の中が見えても、割って押入ろうと思う人がほとんどいないってことなのかなと考えました。窓の違いってあんまり意識したことがなかったけど、北欧とか寒いエリアでは二重窓になってるところが多いかなぁ。今後はちょっと注目して見られそうです。

合わせて二人が暮らしているアトリエ兼住居のオープンスタジオもありましたが、TEMI OREの建物はもともとはテジョンを治めていた日本の役人が住んでいたもの。広い庭があるゆったりした造りになっています。世界大戦中は韓国人よりも日本人が多かったというテジョン。鉄道も日本の会社がつくったものみたいで、当時の建設記録が残っています。

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