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ちゃんと「定義」してみるとやりたいことを始めやすいし、やめやすい

  • 7月 06 / 2020
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みじん講義

ちゃんと「定義」してみるとやりたいことを始めやすいし、やめやすい

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良いアートってなんなんですかねぇ、みたいな相談を受けて、その時に「良いアートが分からないから創り始められない、創っても悩んで手が止まってしまう」と言われたんですね。なるほど、私ももとがアート系出身ではなかったので、現代アートをやり始めた時に一番考えたのは「なにをやったら良いって思ってもらえるんだろう?」でした。

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たとえば、ニューヨークのアーモリーショーという世界でもクオリティが高いと認められるギャラリーしか出展できないアートフェアに、こんな作品があります。

2017年のアーモリーからです。

↑ タミヤ!?

いやほんと、絶対にマネするの無理そうなやつとかあるんですが、「えっ、これ自分でもできそ!」みたいなのも結構あります。

でもまぁ、アートの世界だと二番煎じは認められないので、今から同じ見栄えをつくってもダメだったりするんですが、こういうのが「質が高い」って言われてる世界で、何をつくればいいんだって途方にくれますよね(私はくれました)。
余談ですが鑑賞時のポイントとしては、作家の年齢や制作年を見るのもオススメです。今からこういう抽象やってもありがちなんですが、50年前とかはかなり新しかったんですね。誰もやってない時代からやっててようやく評価された、みたいなことはあります。

で、冒頭の「良いアート」ってなんだ問題に戻るのですが。アートに限らず、「幸せになりたい」「豊かになりたい」「制作物の質を上げたい」とかって思うことあると思うんですが、これってかなりあいまいなんですよね。漠然と「幸せになりたいなー」って待ってても、幸せになってても気づかなくないですか?

なので、最初に「幸せ」「豊かさ」「質」とかを定義するといいですよね。

幸せとは
・毎日絵を1時間かける生活
・掃除をしなくていい生活
・食べるのに困らない生活
・毎年1か月くらいは海外3カ国に行ってる生活
とか。

良いアートであるなら
・毎年個展を1回はやれること
・作品が10万円以上で売れること
・自分の満足度が高いもの
・1メートルくらいの大きな作品
・ギャラリーの取り扱いになる
とか。

自分で定義をすると、やることが決まってきますよね。
毎日、絵を1時間描いてる生活が幸せなら実際にその時間を捻出してみればいいし、海外3カ国に行きたいなら、今年はどこの国に行くかとかを調べ始められます。で、実際に毎日1時間絵を描いてみて、「これあんま幸せじゃないわー」って気づいたら、それをやめて他の幸せ項目にいけますよね。
幸せって1つのなにかに依存してるわけではないと思うので、いっぱい出してみて、叶いやすそうなところからトライしてみると、自分の幸せ度がどんどん上がってくし、自分にとって何が幸せなのかもちゃんと分かってくると思います。

たとえば自分の幸せは
・毎日創作している生活
・自分が決める以外の制限がない生活
・自分のアトリエがあり、いない時は誰かに管理と掃除してもらえる
・いろんな国に展示発表しに行ける(年に1~3か所)
・医療をテーマにしたアートプロジェクトを制作発表
・プロジェクトの作品はオーダーでつくってもらい、自分は企画をする

こんな感じなんですが、「アトリエ」とかもまだまだあいまいで、どのくらいの広さでどんなロケーションかとか決まってると、実現しやすい感じですよね。毎日創作するっていうのは、文章やアート(企画も含む)ですが、これは本当に毎日やっていて、とても幸せです。立ち止まる機会が多くなった時期だと思いますが、自分の幸福とはなんなのか、イヤだと感じたことがあったとして、どうしてそれがイヤだと思うのか、を丁寧に考えてみてもいいかもしれません。

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みじんこは、すでに幸せだよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「いつも豊かだよっ。」
「超幸せだよー」

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